ぬほろぐ

気になるMusic Video、CM、Ads、Short FIlmなど、映像に関わるネタいろいろ。

2005/10/29

Wamono


東京のクラブシーンでは超有名なHifanaの8月に出た2枚目のAlbum"CHANNEL H"から"Wamono"のPV
resfest2005にも出品されているこの作品はFinal Cut Pro、After Effects、Lightwave、Illustrator、Photoshop、ProToolsというデジタル6つの神器で制作されている。
Directorは+cruzでProductionはレーベルでもあるW+K Tokyo Lab
Hifanaは12月にZAMURAI TVというDVDも発売するので楽しみ。

2005/10/28

Heiterkeit


ドイツのアーティストPeterLichtVierzehn LiederというアルバムからHeiterkeitという曲のPV
これもアイデアに長けた根性のStop Motionといえる(笑)。
DirectorはDatenstrudel。
同じ手法でTranssylvanische Verwandteという曲のPVMakingもあり。
画質のいいQuickTime versionのHeiterkeitTranssylvanische Verwandteもある。

No Good


Plan Bというartistの"No Good"という曲のPV
DirectorはDaniel Levi。
1987年に大ヒットしたPeter GabrielのSledgehammerを思い出させるような根性のStop Motion映像。

2005/10/26

Colour like.no.other


以前からflickrで撮影風景の写真などがアップされていて話題になっていたSony BraviaのCMが本家サイトに高画質H.264のQuickTimeで登場。
スーパーボール25万個をSan Franciscoの街を1ブロック閉鎖してばらまいたというだけのことはある映像になっている。
ProductionはMJZ、DirectorはNicolai Fuglsigで、Post Proは例のごとくThe Mill
サイトでは150秒のExtended versionやBehind the scenesとしてのMaking footageも続々とアップされた。

2005/10/25

Nobody Else


もうひとつオマケにLaurent Brietの作品。
Daniel Augustの"nobody else"という曲のPV
全体的に映像の質感がテカノペッとしててノスタルジックなステンレス風味でいい感じ。(どんなや?)
これまたH.264のハイクオリティ映像なので要QuickTime 7

They


jemのAlbum、"finally woken"からの曲"They"のPV
"2001年宇宙の旅"と”バーバレラ"と少しだけ"エイリアン"のシガニー・ウィーバー・ファッションが合体したような素晴らしい映像(笑)。
Visual Effects DiretorでもあるLaurent Brietの作品。
H.264コーデックのすっげーきれいなクオリティのムービーのため、QuickTime 7が必要です。
ちなみにHoneyがDirectionした別バージョンのPVもあるけど、完全にLaurent Brietの勝ち(笑)。

2005/10/24

King of the Mountain


Kate Bushの12年ぶりのアルバム"Aerial"からのシングルカット曲、"King of the Mountain"のPV
BBCで放送された後、Apple QuickTimeのストリーミング放送もされた一篇。DirectorはJimmy T. Murakami。
アルバム発売は11月に延期されたが、久々のKate Bushは相変わらず妖艶な歌声である。

2005/10/21

iTunes + iPod featuring Eminem


AppleiTunes + iPodの新しいTV CMEminemを起用している。
以前のバージョンはU2だったが、ライブ映像でVideo再生を訴えた前回からいわゆるiPodシリーズのシルエットAdトーンに戻っている。

ところが、これはPsyopが2002年に作ったLugzのCMにインスパイアされたものではないかという話もあったりするのである。(謎)

追記:今回のEminem版のProductionは以前からiPodのCMを手がけているLoganらしいが、どうやら似ているのは偶然のことだったらしいですね。

Stunt City


RexonaというデオドラントメーカーのRexona for MenのCM
タイトルそのまま、スタントアクションの集大成のようなCM。
ProductionはStinkでDirectorはIvan Zacharias。Post ProductionはこれまたThe Millである。
このCMはCannes LionsのCosmetics & Beauty部門でGold Lionを受賞し、APA 50にも選ばれている。

Hutchinson 3のCM


謎の広告展開をするイギリスのMobile電話会社Hutchinson 3G
いろいろとWEBを漁っていたら出てくる出てくる怪しげなCM(笑)。

"Tuperzik"篇は、"生征途457衣"シリーズの一部となっているようだ。


そして"Milkmaid"篇
DirectorはTopie Doan Nguyen。










"Jellyfish"篇は先日紹介した"Cherry"篇と同じくDirectorはFredrik Bond。Post ProductionのFacility Houseは例のごとくThe Mill

The Velvet Cell


GravenhurstのNew Album "Fires in Distant Buildings"からSingle Cutされた曲"The Velvet Cell”のPV
思わずStan Brakhageを思い出させるようなアブストラクト・アートといえる展開はかなりCool。
DirectorはRalitza Petrovaなのかな?

2005/10/20

Converse Gallery


Converseが2月頃から始めたショートフィルム・ギャラリー
「あなたにとってコンバースとは?」という問いに対する24秒の映像を送ることでフィルムメーカーとして世界デビューすることが可能になる。ソースとしてはMini DV、DVCAM、DVDまたはDigiBetaで、オリジナル音源が用意できない場合は使用できる音楽もDownloadできるように用意されている。(現在181曲)QuickTime Movieなどでのアップロードも受け付けてくれるようになれば、すごい数の映像が集まるのではないだろうか。

The Final Rewind


Tryadというシアトルのnew music groupの"Public Domain"というアルバムの中の"The Final Rewind"という曲のInstrumental版PV
これまたOzan Bironという22歳の新鋭がDirector、Camera、Editorをたった100ドルの予算でこなしている。
いやあ、こうなってくるとプロの立場はどうなるんでしょう・・・orz

Compass


OkayというMarty Andersonひとりバンドの"Compass"という曲のPV
4:3の画面をレターボックスサイズだけでなく、縦構図のフォトサイズも含めて構成したChristopher ArcellaはDirector、Camera、Editorとも一人でこなしている。
ちなみにこのビデオはNO BUDGET MUSIC VIDEOということで、予算ナシでボランティア作成されているようだ(笑)。

2005/10/18

Moto PEBL


MotorolaのPEBLという携帯電話のCM
David FincherがDirector。Visual EffectsはDigital Domain。ProductionはAnonymous Content
日本では扱われていない携帯電話だけど、CMはかっちょいい。

2005/10/17

Alright


カナダの新人バンド「Pilate」のアルバム"caught by the window"の中から"Alright"という曲のPV
同じくカナダでMark Lomond、 Johanne Ste-Marie、Darren Pasemkoという3人のDirectorが立ち上げたfluorescent hillというアニメーションプロダクションが制作。
他にもBoyの"Joey"というPVやAlbum Leafの"On Your Way"のPVなども作っているが、このAlrightのオバQのようなキャラとトーンが曲に合っていてしみじみとかわいくて好きだ。
ちなみにショートムービーの"The Heavy Blinkers"はチョコレート工場ならぬ、お菓子工場の奇妙なアニメーションで、こっちも楽しい。

2005/10/16

Showtime's Huff


今秋にEmmy AwardのOutstanding Main Title Design部門でWinnerとなった”Huff"というShowtimeチャンネル(USA以外からのアクセスはできない)の番組メインタイトル映像。
ProductionはShiloで、After Effectsで仕上げられたHD resolutionの映像はPhotoshopとIllustrator、それにMayaの素材から構成されている。
素晴らしくクールなその映像のQuickTimeはこちらで

2005/10/15

The Joy of Expectation


Sweden生まれで現在はDenmarkのCopenhagenで活動しているCM DirectorのEsben Tonnesenが作ったショートフィルム「The Joy of Expectation」が'boardsで見れます
おしゃれでクールな画面構成、さりげない合成トリックなどで見せた後、意外なエンディングが。

惑星大怪獣ネガドン


すごい!「この作品には実写を一切使用しておりません」というキャッチどおり、全編をCGによる制作で、しかも監督である粟津 順氏がほぼ一人で作り上げた自主制作怪獣映画
昭和の魂と平成の映像技術の結晶!なんと東京国際ファンタスティック映画祭2005に招待作品として上映後、テアトル池袋での1週間限定レイトショー上映も決定。
映画制作の手法はすごいスピードで進化してますねえ。

2005/10/13

opera dude


東京プラスチック新作FLASH「opera dude」
過去の作品であるdrum machinemusic boxの合体したような作品。
相変わらずいい音を響かせております(笑)。

My Plastic Heartでは魅力的なグッズを売ってたりするけど、これだというやつはSold Outが多くて残念。

2005/10/12

GSAA


「Global Student Animation Awards」の略で「GSAA」はDVD MagazineのStashが主催している。
このGSAA 2005年度のWinnerは以下のとおり。

VFX WINNER / BEST OF 2005
"Funkstrorung - Punk Motherfucker" by Jan Mathias Steinforth / HAWK Hildesheim

ANIMATION WINNER
"Conehead" by Don Pan / Bournemouth University

MOTION DESIGN WINNER
"Mind/Matter" by Andrew Graham / National Institute of Design - Victoria Australia

Winnerの作品も含めてノミネート作品はstashmedia.tvで見ることができる。

Cherry


Hutchison 3GというMobile電話会社「Cherry」というタイトルのCM
DirectorはFredrik Bond。ProductionはMorton Jankel Zanderで、Post ProはThe Mill

制作されたのは去年の10月だが、今年のAPA 50で受賞して、BTAAのCraft AwardsでもBest Colouristとしてノミネートされたので紹介。

2005/10/11

rendez-vous


あちこちのブログで話題になってるんですが、クロード・ルルーシュが「男と女」を制作時についでに作ったといわれる9分のショートムービーです。

詳しいことはここに書いてあります。

でもって、いつ削除されるかわからないQuickTime映像はここにあります。

しかし、この映像は縦横野アスペクト比を間違ってエンコードしたようですので、少し横長だったりしますが、それがまた迫力を増していたりして(笑)。
ちなみにDVDも出てます。本家のサイトはこちら

The Know Is Spreading


HIVとAIDSの予防を提唱する基金のページでめちゃくちゃテンポいいグラフィック落書きコマ撮りCM映像(なんぢゃそりゃ)を見ることができる。

Believe MediaがProductionで、DirectorはAnders Hallberg、Post ProはMassmarket。
Believe MediaとHallbergは他にもMessenger篇Rec Room篇というオシャレなCMを制作している。

KNOWHIVAIDS.ORGはこちら。

Motion Theoryの仕事


David Gray「The One I Love」という曲のPVをMotion Theoryが作ってるんだけど、これがさりげなく難しいマルチ合成をしている。

multiple exposure in motionっていうのか。すげえなあ。

Maria TaylorのPV


AppleのQuickTime HD Galleryに新しくMaria Taylorの「Song Beneath the Song」という曲のPVがフルでアップされた。
DirectorはTai Yin Hoで、1080pのフルサイズもあるから、ほほー、と期待してダウンしてみた。

ちょ、ちょっとぉ〜・・・orz

歌はなかなか美しいフォークロックで、Maria Taylor自身はいいんだけど、登場しているキャラがそのメイクでその下着にその靴はいて襦袢かよぉ〜。とほほ。
なんだか日本を大きく誤解しているのか、はたまた狙いなのか・・・。

ところで画像的にもHD resolutionにするほどのものでもないんですけど・・・どーよ?

The World


中国期待の若手監督Jia Zhangkeの作品。テンポよくキレがいい感じ。
原題は「Shijie」だそうだが漢字で書くと「世界」。英題は「The World」。

去年のベネチア映画祭で公開されたが、実は中国と日本の合作で電通やらオフィス北野やらバンダイやらがプロデュースに参加している。

グローバリゼーション真っ只中の中国が、その近代化の中で歪んでいく姿を描いているらしいが、資本主義と札束が映像制作の邪魔をしていないことを祈る。

Trailerはここで見ることができる。